判例の検索
我が国の裁判所で言い渡され、各種判例集および判例雑誌に収録されている判例を、網羅的に収集しています。
新日本法規出版およびウエストロー・ジャパンの独自取材判例、裁判所ウェブサイト掲載の判例も含まれます。
これらの判例について、様々な条件を駆使して検索する場合に、判例検索を利用します。
「条件検索」タブ
複数の条件の組み合わせで検索することができ、その条件は以下のとおりです。
1. 検索対象
判例の事件区分を、民事と刑事で区別して検索することができます。対象とするものにチェックを入れてください。
2. キーワード
検索したい言葉を入力することにより、提供される文書の本文情報、文書の管理する属性情報および隠しキーワードから、全文検索をすることができます。
キーワード入力欄は、フリーワード検索を採用しています。
検索したい文書の種類があらかじめ特定できる場合には、不要な文書のチェックボックスをオフにすると、検索対象から除外されます。
フリーワード検索については、[こちら]の記載をご確認ください。
検索記号選択
キーワード入力欄には、AND(かつ)、OR(または)、BUTNOT(除く)などの検索記号を入力して検索することができます。
検索記号については、[こちら]の記載をご確認ください。
表記のゆれを含む/含まない
指定したキーワードに表記の揺れがある場合に、複数の表記を含めて検索します。
表記のゆれを含む/含まないについては、 [こちら]の記載をご確認ください。
3-1. 裁判所
判決を言い渡した裁判所の名称から必要な判例を検索することができます。正式な裁判所名もしくは略称を入力してください。
裁判所名の一部しか思い当たらない場合は、「裁判所検索」ボタンをクリックするとポップアップ画面から裁判所名を検索することができます。
検索結果から求める裁判所を選択し「OK」ボタンをクリックすると、裁判所名が自動的に入力されます。
なお、ポップアップ画面の検索では、裁判所の略称のみが検索対象となります。
例 : 東京高等裁判所→東京高裁
3-2.裁判年月日
判決日により、必要な判例を絞り込むことができます。プルダウンメニューより以下の4つのパターンが検索対象となります。
・日指定 ・期間指定 ・指定日以降 ・指定日以前
なお、「最新60日以内の判例を検索」を選択して検索を行うことで、検索日からさかのぼって60日前までに下された判例を表示することができます。
3-3. 事件番号
各裁判所から出される事件番号で検索することができます。年のみ、事件符号のみ、号数のみでも絞り込むことができます。
3-4. 事件名
一般的な事件名や通称で検索することができます。
3-5.裁判官名
裁判官名から検索することができます。
裁判官名の一部しか思い当たらない場合は、「裁判官検索」ボタンをクリックして、ポップアップ画面から裁判官名を検索してください。
検索結果から求める裁判官名を選択し「OK」ボタンをクリックすると、裁判官名が自動的に入力されます。
また、判例の検索結果より、関連情報に表示されている裁判官名のリンクをクリックすると、これまでに担当した判例や略歴を参照することができます。
4. 出典・評釈
判例の記事が掲載されている出典・評釈から判例を逆引き検索することが可能です。
出典と評釈のいずれか、あるいは両方にチェックを入れて誌名を入力します。
出典・評釈名の一部しか思い当たらない場合は、「誌名検索」ボタンをクリックして、ポップアップ画面から出典・評釈名を検索してください。
検索結果から求める出典・評釈名を選択し「OK」ボタンをクリックすると、出典・評釈名が自動的に入力されます。
出典・評釈は巻号頁により絞り込むことができます。プルダウンメニューより以下の4つのパターンが検索対象となります。
・巻・号数指定 ・範囲指定 ・以降 ・以前
巻号頁指定において頁を空欄にすると巻号指定、号頁を空欄にすると巻指定で検索できます(範囲指定、以降、以前の場合も同様です。)。
巻のない出典・評釈については、号のみの指定でも有効です。
主な出典誌は、[こちら]の記載をご確認ください。
なお、出典・評釈誌は略称で示されています。主な略称については、 [こちら]の記載をご確認ください。
5. 参照条文
判例が参照している法令条文から判例を逆引き検索することが可能です。
参照条文は2つまで指定することができ、AND検索かOR検索で掛けあわせすることができます。
法令名のみでも検索できますが、必要に応じて条数、枝条数、枝々条数、枝々々条数を指定してください。
「新判例体系」タブ
法条別に体系付けられた判例を検索する「新判例体系」をご利用いただけます。
「索引検索」タブ
裁判所の区分別に判決日順判例を列挙した「索引検索」をご利用いただけます。
「データファイル」タブ
新日本法規オンラインで提供している各種データファイルの検索画面にリンクしています。
よくある質問
1.判決日の年月日や、事件番号などについては、全て入力をしないと検索できませんか?
年月日及び事件番号については、必ずしも、全て入力されていなくても検索できます。
例えば、判決日に「平成」「25年」とだけ入力して検索した場合には、平成25年中に出された判決が検索結果として表示されます。
判決日に「平成」「25年」「11月」まで入力されていた場合には、平成25年11月中に出された判決が検索結果として表示されます。
2.判例の全文を表示するにはどうしますか?
判例の全文を表示するには、「全文」タブに切り替えます。
3.ある判例についての解説記事が読みたいのですが?
● 判例から記事を探す場合
判例の要旨タブで「評釈」や「出典」のリンク又は青色のアイコンをクリックします。
ウエストロージャパンに収録済みの記事であれば、解説記事が表示されます。
記事としてはウエストロージャパンに未収録であっても文献情報を取得していれば、文献情報が表示されます。
● 書籍/雑誌から記事を探す場合
検索テンプレートに裁判情報を指定できる書籍/雑誌から始まる項目があります。
判例の情報を検索して記事を検索することができます。
4.裁判官が過去に担当した判例や異動履歴を知りたいのですが?
裁判官名のリンクをクリックするとポップアップウィンドウが起動します。
ポップアップウィンドウのヘッダ部で当該裁判官が任官してからの略歴と、当該裁判官が過去に担当した収録済みの判決を参照することができます。
5.最新の判例が知りたいのですが?
● 「判例」タブで検索する場合
「裁判年月日」検索欄のすぐ下の“最新60日以内の判例を検索”ラジオボタンを選択し、この条件で検索をクリックします。
● 「ホーム」タブで検索する場合
「注目の機能」の枠の中にある“判例Express≫”のリンクをクリックします。